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笑う大天使 出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 移動: ナビゲーション, 検索 ウィキポータル 漫画作品 日本の漫画作品 漫画家 日本の漫画家 漫画原作者 漫画雑誌 カテゴリ 漫画作品 漫画 - 漫画家 プロジェクト 漫画作品 - 漫画家 『笑う大天使』(わらうミカエル)は、川原泉の中編コメディ少女漫画。1987年(昭和62年)に白泉社の漫画雑誌『花とゆめ』に連載された。 続編として、短編『笑う大天使 空色の革命』(1988年『花とゆめ』3号掲載)、『笑う大天使 オペラ座の怪人』(1988年『花とゆめ』6、12、16、19号掲載)、『笑う大天使 夢だっていいじゃない』(1988年『花とゆめ』23号掲載)があり、単行本に共に収録された。 また『笑う大天使 特別編』が2006年『メロディ』8月号に掲載された。 単行本は全3巻、文庫版は全2巻である。 2005年に実写映画化され、2006年夏公開。 -------------------------------------------------------------------------------- 注意:以降の記述で物語・作品に関する核心部分が明かされています。 -------------------------------------------------------------------------------- 目次 [非表示] 1 あらすじ 1.1 空色の革命 FX 1.2 オペラ座の怪人 1.3 夢だっていいじゃない 2 登場人物 2.1 司城家 2.2 斎木家 2.3 更科家 2.4 その他 2.5 友人達 3 補足 4 映画版 4.1 スタッフ 4.2 配役 4.3 ビデオ 5 外部リンク SEM [編集] あらすじ 史上最強の名門お嬢様学校、聖ミカエル学園に学ぶ高校生、司城史緒、斉木和音、更科柚子はそれぞれ猫をかぶり、良家の子女として学園生活を送っていた。しかしある事件をきっかけに、互いの本性がばれてしまった。親近感を覚えた3人はそれ以後、仲のよい友達となる。あるとき、戯れに作った薬品が原因で、3人は超人的な怪力(彼女たち曰くメンデレーエフの力)の持ち主になってしまう。その頃、巷では名門女子高校生連続誘拐事件が発生していた。偶然にも犯人一味の一人が学園内にいることを知った3人は、超人的パワーを使って、誘拐事件を解決する。 SEO対策 [編集] 空色の革命 機能不全家族の斎木家。これからもずっと続くと思われた、硬直した日常が、和音に訪れた事件をきっかけに、少しずつ動き出す…。俊介の回想を交えて描かれる、斎木家の過去と家族再生の物語。 [編集] オペラ座の怪人 更科柚子が偶然一緒になったロレンス先生と商店会の福引きをし、特賞の日本?イギリス間往復航空券を当てる。ロレンス先生とイギリスに行くことになった柚子はロンドン見物の後、ロレンス先生が言うところの「僕ん家」に行く。そこで出会ったのはロレンス先生の友達のオペラ歌手、そして動くクマのぬいぐるみだった… SEO [編集] 夢だっていいじゃない 兄妹としてすっかり打ち解けた史緒と一臣。しかし妹最優先で女性と交際する兄に、史緒は不安を隠せない。そんな折、理想の兄嫁候補が現れる。これでようやく落ち着いてくれると安心したが…。 [編集] 登場人物 司城史緒(しじょうふみお) 元・伯爵家の家に生まれる。父が亡くなった後、庶民である母と、華族出身である祖母との折り合いが悪くなり、母親は史緒を宿している状態で家を追い出された。その後母親が亡くなり、史緒は生き別れていた兄に引き取られる。それまで通っていた進学校から聖ミカエル学園に転校。その雄雄しい名前と雰囲気から同じ2年生にケンシロウ様と呼ばれる。母親との貧乏な生活が長かったため、極めて逞しい庶民の性格と味覚をもつ。短距離走は得意だが、長距離走が苦手。東大を狙える学力も有する。東大卒業後、司法試験、上級公務員試験に合格した後大蔵省に入省。順調にキャリアを重ね初の女性事務次官になる。生涯兄と暮らし、独身を通す。 斎木和音(さいきかずね) 企業グループ会長令嬢。両親は健在だが、ほぼ家庭内離婚状態にある。幼少の頃より養育係の若月俊介に育てられる。生まれも育ちもお嬢様だが、性格がぼーっとしているので、学校になじめていない。秋吉田藩藩主の子孫(「殿様は空のお城に住んでいる」は和音の先祖の話)。学校では「オスカル様」と呼ばれ、下級生の間ではヒーロー扱い。だが彼女自身はオスカルとあらいぐまラスカルを取り違えている。庶民だった父方の血を濃く引いたらしく、言動もやや男勝りな庶民の面を、家庭では俊介、学校では史緒と柚子には見せる。長身で、短距離、長距離走ともに得意で運動能力が高い。卒業間際、父の取引先の御曹司と結納まで交わすが破棄(『空色の革命』)。卒業後、推薦入学で体育大学に進学し、ミカエル学園にて体育の教育実習生として『メイプル戦記』に登場する。後に、お目付け役だった若月俊介を婿養子に迎え、一男一女をもうける。 更科柚子(さらしなゆずこ) 両親健在。家庭円満。もともと親は小さな食堂(かぼちゃ亭)を営んでいたが、安い・早い・美味いで評判となり、客のニーズに応えるうちに一大レストランパンプキンチェーンに成長、いつの間にかお嬢様となっていた。家から最も近い学校を何も考えず受験したら、それが聖ミカエル学園だった。幼少時のトラウマから外国人が苦手で、担任のロレンス先生も敬遠している。学校では猫をかぶっているが、苦しい日々を過ごす。お嬢様らしく豪邸に住むものの、家族はみな庶民の生活を送っているため、現在でも庶民と言える。史緒が来るまではミカエルの中でもトップクラスの秀才で、学級委員も勤める才媛。上級生から「コロボックルちゃん」と愛玩される。後にロレンス氏と結婚、実家のレストランのロンドン支店に勤務する。男の子4人(うち1組は双子)、女の子2人の母である。 [編集] 司城家 司城一臣(しじょうかずおみ) 史緒の兄。「優雅さ」を「気品」と「威厳」でサンドイッチにして、「高貴さ」でコーティングしたエンゼルパイ(史緒談)。「森江賢一」というペンネームを持つ人気作家だが、執筆するジャンルはミステリーからSFまで節操が無く、娯楽作品なら何でも書く。最初のころは妹とお互いに馴染めずにいたが、後に史緒がかぶった猫を下ろせるほどに心を開いていった。寂しい境遇の反動からか唯一の家族である妹に対してはシスコンのように接してしまうこともしばしば。理想の結婚相手は、自分よりも妹を大事にしてくれる人。交際範囲はソープ嬢から銀行頭取令嬢まで、これまたジャンルに節操がない。高額納税者で、作家部門の長者番付上位に毎年ランクインしている。 [編集] 斎木家 斎木総一郎(さいきそういちろう) 新日本産業グループ会長にして、和音の父。元は普通の不動産屋だったが、迪子と出会い彼女の祖父の遺産を相続し、現在の地位に立つ。 プロポーズの際、迪子の父親に言う言葉を間違えてしまった事から彼女に不信感を抱かれ、ぎこちない夫婦生活を送る。そして、娘(和音)が生まれた際に呟いた「なんだ女か」という言葉で夫婦の亀裂は決定的なものとなってしまった。本当は嬉しかったのだが、妻がいつまでも心を開いてくれない事で屈折してしまったのだという。 新橋、赤坂、六本木にそれぞれ妾宅を持っていたが、のちに別れる(空色の革命)。 斎木迪子(さいきみちこ) 斎木総一郎の妻。わび・さび・風流に生きる、旧秋吉田藩鳴沢家のお姫様。夫の浮気相手にも礼儀を欠かさず、毎年妾宅回りをする良妻賢母。その昔、総一郎との確執のようなものから殆ど交流を持っていなかったが誤解が解け、お互いに素直になって仲睦まじい夫婦となる(空色の革命)。 若月俊介(わかつきしゅんすけ) 和音の養育係であり和音の父(総一郎)の秘書。 父親がヤクザに刺されて死亡し、母親は若い男と逃げ、天涯孤独の身であった。給食費を稼ぐために当り屋をしていた時に総一郎に拾われ、和音の養育係として招きいれられた。 子供の頃「ことわざ辞典」を拾ったことがきっかけで、故事・格言・ことわざの類が好き。 両親と距離を置いている和音にとっては、兄や親の代わりのような存在。飲むとウェットになるタイプ。 おキヨ(おきよ) 斎木家の女中頭。(空色の革命) [編集] 更科家 柚子の両親 共に名前は不明。元々は「安い・早い・美味い」をモットーにした大衆食堂「かぼちゃ亭」の主人だったが、客のニーズに答えていく内にいつの間にか大手外食チェーンになってしまった。 更科孝志(さらしなたかし) 柚子の兄。母親譲りの地味な顔と、父親譲りの地味な性格をしている。(ちなみに柚子は父親譲りの地味な顔と、母親譲りの地味な性格とのこと)努力を尊ぶ。大学卒業後は父の後を継ぐ為、他の会社に勤めながら経営学を学ぶ。モデルは川原の実兄。のちに白薔薇の君と結婚する。 [編集] その他 ロレンス先生 本名は、ザ・ライト・オノラブル・ヘンリー・エセルバート・ロード・ロレンス・オブ・ノーザンプール (The Right Honourable Henry Ethelbert Lord Lawrence of Northumpool)。 史緒、和音、柚子の担任。聖ミカエル学園の理事長。日本人より流暢な日本語を話す。国語の先生。続編(オペラ座の怪人)でイギリス貴族であることが描かれる。後に柚子と結婚する。 エミリオ・マリーニ神父 ジョーンズ神父の代理として聖ミカエル学園へ赴任予定だったものの、闇の12使徒に拉致、監禁される。ビン底眼鏡に、神父なのにお釈迦様もどきの眉間に黒子。なんとなくガリ勉スタイル。雄弁でやや間抜けでおっちょこちょいであるが、憎めない性格。